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あざやかな恋情

最終巻。
1作目から6年かー。
前のは俊彦さんに持っていかれたせいかと思ったんだけど、やっぱりドキドキ感が足りなかった…。
これは個人的な好みの問題で、勝手に物足りないだけ。
内容はとてもよかったよ。
臣と慈英が積み重ねた6年分の愛情だのなんだのが悪いはずがない。
慈英に全幅の信頼を寄せる臣と臣を全部受け止めて包み込んでる慈英。
聞いててとても幸せになる2人の会話はホントによかった、と心から思える。
特に臣が変わったのが嬉しい。
その上に事件がいっぱい重なるからもう大変!
聞いてるこっちも色々わかんなくなりそうだった(笑)。
盗難事件+無縁仏が臣の父親かも?というまったく関係なさそうなありそうな(笑)。
臣の過去の話と慈英の家族の話も出てくる。
盗難事件は村のリーダーのてらそまさんがひっかき回すしね!
ひっかきまわすというのとちょっと違うけど。
このてらそまさんがまたイイ!
程よい訛りが凄くいいんだ。
山小屋のあたりは腐乱死体でもあるのかとドキドキしたけど、なんのこともないホルマリンだったのが拍子抜けだった…(笑)。
臣が休みを取ったときに代わりに来た子が岡本くんで初めて声を認識した(笑)。
結構可愛い声だったなぁ…。
最後の父親と名乗った人について話を聞いたシーンは泣いたね。
あの臣に対する話し方が凄いよかった!
まるで子供に話すみたいにゆっくり、優しく、1つ1つ、大切に。
彼にも子供がいるからその時の気持ちがわかるんだろうな。
だから自分が臣の父親になったような気持ちだったんだろうな。
臣が神谷くんで、慈英がみっくんでよかったとホントに思う。
積み上げてきたことで変わった関係が声にちゃんと表れてて、よかったなぁって。
ここまで内容がしっかりしてると絡みいらないって思う作品もあるけど、でもこれは必要だから。
臣を表現する上で必要だから、そこもある程度の技術がある声優じゃないとダメだと思う。
だから主役はこの2人で凄くよかった。
大満足!!!!!